2005年01月15日
『同人』と言う言葉の意味が失われる日
なんか最近、妙に同人ノウハウネタで盛りあがる
貧乏だけど心は萌え さん 05/01/14 記事
『同人誌 初心者のための 中級者へ向けての第1歩 同人誌は捨てない』
私なりにちょっと反論・異論してみようかと思います
(以下、長文注意)
貧乏だけど心は萌え さん 05/01/14 記事
『同人誌 初心者のための 中級者へ向けての第1歩 同人誌は捨てない』
私なりにちょっと反論・異論してみようかと思います
(以下、長文注意)
先に結論>
理由はともかくとして、再流通は、同人な人としてマナー違反
同人即売会では、作家さんたち、ファンサービスを目的として
買ってくれた人だけで流通が完結することを前提に、商業ベースに
乗らない、もしくは、のせることの出来ないプライベートな作品を
同人誌即売会の中で提供していると、みなさん知識として覚えて
おいてください。
製作に当たっても、採算度外視 流通数、小部数
もちろん、買うことが出来た人は、大 ラ ッ キ ィ 〜 ☆
それゆえに、中古で流通するにあたって、人気のある作家の本に
変なプレミアが店頭で付くわけです。
(これは、古本屋での漫画の初版本やサイン本に通じるところがありますが)
だから、作家さん達は、中古ショップの店頭に並んだ自分の本を見て、
心を痛めているということをその本を売ろうとした方は、思い出してほしいと
思います
(同人誌って、作家から読者の「あなた」だけの「オンリーワン」だということを)
今の人たちたちは、「とら」がどんな形で大きくなったのか知らないかも?
10年前、秋葉原のジャンク屋の湘南通商と同じぐらいの12〜3坪の
小さな規模だったあのお店が、そういった中古の転売需要で
めきめきと頭角をあらわし、
この10年の工口本(最近は『萌え本』というのかなぁ)の売買で
あ 〜 〜 〜 ん な に 大きなビルを全国各地に持つようにw
現在の作家さんから新刊の買取や委託のシステムが出来るまでの
紆余曲折は筆舌しがたし
メッセは中古同人全然やっていないでしょ
ゲームソフトの担当者が、売り場の片隅に、仲間の作品委託しはじめたのが
あのお店の同人な仕事の始まり
同じ時期に、同様の委託規模でやっていて、これだけ店舗の規模に差がつく
理由と現実を 中古とはどんなえげつない商売かと言うことを改めて考えて欲しいと
思います。
だから、読み終わったら 知り合いに「あげてください」
それが作家のファンとして、仲間を増やすための良心です。
(と、いうか 本を譲る仲間が居ないから、こんな話が出るのかな かな?)
みなさんに意識して欲しいことは、1つだけ
「 同 人 」って言葉の意味
同人とは、趣旨を同じとする仲間であり、サークルは仲間が集って
作品を持ち寄るグループを意味し、
「同人即売会」は、そいうった作品を 仲間内で発表し合う場所だということを
本当に、ちゃんと同人としての仲間がいれば、自分は持たなくても
見たい作家の本は、見る事はできますよ
(いや、不思議と誰かが持っているんだな w)
過去の作家の作品を見つけるという上で、中古同人ショップの存在意義
って、見かけ上はあるかもしれませんが、実際のところ、アーカイブと
しての意味は、売れる作家にしか当てはめることができないと思いますよ
値段が付くから、家の片隅で眠っていた本が、改めて世に再び
姿を現すだけで、作品としてではなく商品価値とか見いださない
ショップへ本を売りに行くことは、私は初心者にはあまりお勧めできません
作家の生の姿を見る場所が同人即売であり、赤裸々な作品に触れることが
出来るのが同人であり、仲間を求めることに今は希薄になりつつあるのかな
と、ちょっと寂しい気がします。
今は、インターネットという便利なモノがあるから
即売会での出会いとしての意義として、本来の場所としての
意義が失われつつあるのかもしれませんね
『同人』という言葉の意味が失われるのと同じくらいに・・・
辞書で引く
「同人」という意味
「同人誌(同人雑誌)」とは
−−−閑話休題−−−
と、ここから先は大人の話
ビジネスモデルとしてのとらの成長振りは
まあ、時代の流れに乗ったかなと強く感じます
もともと、そういった転売が得意なまんだらけが
同じ事を後から始めるなんて前代未聞だからねぇ
実際のところ、委託や買取のシステムは、非常に
利益を出すのが難しく、あのシステム自身、
とらの同人界へのささやかな良心と私は思っています。
(作家が店舗に作品を流通させる事によって、
即売会での殺人的な行列業務から開放されて
のんびり読者と戯れることが出来るようになったのは
事実ですから・・・w)
ぶっちゃけ、本を古本屋に持っていくって事は
個人の自由なのであとはみなさんの良心にお任せします。
(同じ事、新古書書店と作家との間でも揉めていますね
でも、私はこっちは作家にも悪いところがあると思いますよ
だって、新刊書店で、本見ること出来ないんですから
同人誌は、本見ることできるでしょ w
別に売れなくても良いんです。好きな人に手にとって
貰えばという人が大半ですから・・・ 最近はそうで
ない人もいますけどね...w)
ショップが立ちあがってから10余年
実際のところ、後続の同人ショップさん達の中では
委託業務がうまく回らずに(回らないって!!)
この春先から、いろいろなところで同人業務を撤退すると言う話も
ちらほらと・・・
中古流通、どれくらい嫌っているかということ
もしかしたら、今、旬のひぐらしの1件で表に出てくるかも
しれませんね それも合わせて今度の流通(1月末以降だそう
ですが)どんなふうに、ショップに差がつくのか
興味津々です。
追記>
貧乏だけど心は萌え さんから、さっそくメッセージか掲載されました
同人誌を中古に流すのって有り?無し?はじめての同人 フォロー編
いろいろ述べられていますが、うーん、転売するのに綺麗な理由なんか
必要無いと私は思うですよ(w
買えない本をヤフオクやとらで欲しい!
みんな要らない本、売りに行ってよって誘導に心なしか見えるのは、私だけ?
理由はともかくとして、再流通は、同人な人としてマナー違反
同人即売会では、作家さんたち、ファンサービスを目的として
買ってくれた人だけで流通が完結することを前提に、商業ベースに
乗らない、もしくは、のせることの出来ないプライベートな作品を
同人誌即売会の中で提供していると、みなさん知識として覚えて
おいてください。
製作に当たっても、採算度外視 流通数、小部数
もちろん、買うことが出来た人は、大 ラ ッ キ ィ 〜 ☆
それゆえに、中古で流通するにあたって、人気のある作家の本に
変なプレミアが店頭で付くわけです。
(これは、古本屋での漫画の初版本やサイン本に通じるところがありますが)
だから、作家さん達は、中古ショップの店頭に並んだ自分の本を見て、
心を痛めているということをその本を売ろうとした方は、思い出してほしいと
思います
(同人誌って、作家から読者の「あなた」だけの「オンリーワン」だということを)
今の人たちたちは、「とら」がどんな形で大きくなったのか知らないかも?
10年前、秋葉原のジャンク屋の湘南通商と同じぐらいの12〜3坪の
小さな規模だったあのお店が、そういった中古の転売需要で
めきめきと頭角をあらわし、
この10年の工口本(最近は『萌え本』というのかなぁ)の売買で
あ 〜 〜 〜 ん な に 大きなビルを全国各地に持つようにw
現在の作家さんから新刊の買取や委託のシステムが出来るまでの
紆余曲折は筆舌しがたし
メッセは中古同人全然やっていないでしょ
ゲームソフトの担当者が、売り場の片隅に、仲間の作品委託しはじめたのが
あのお店の同人な仕事の始まり
同じ時期に、同様の委託規模でやっていて、これだけ店舗の規模に差がつく
理由と現実を 中古とはどんなえげつない商売かと言うことを改めて考えて欲しいと
思います。
だから、読み終わったら 知り合いに「あげてください」
それが作家のファンとして、仲間を増やすための良心です。
(と、いうか 本を譲る仲間が居ないから、こんな話が出るのかな かな?)
みなさんに意識して欲しいことは、1つだけ
「 同 人 」って言葉の意味
同人とは、趣旨を同じとする仲間であり、サークルは仲間が集って
作品を持ち寄るグループを意味し、
「同人即売会」は、そいうった作品を 仲間内で発表し合う場所だということを
本当に、ちゃんと同人としての仲間がいれば、自分は持たなくても
見たい作家の本は、見る事はできますよ
(いや、不思議と誰かが持っているんだな w)
過去の作家の作品を見つけるという上で、中古同人ショップの存在意義
って、見かけ上はあるかもしれませんが、実際のところ、アーカイブと
しての意味は、売れる作家にしか当てはめることができないと思いますよ
値段が付くから、家の片隅で眠っていた本が、改めて世に再び
姿を現すだけで、作品としてではなく商品価値とか見いださない
ショップへ本を売りに行くことは、私は初心者にはあまりお勧めできません
作家の生の姿を見る場所が同人即売であり、赤裸々な作品に触れることが
出来るのが同人であり、仲間を求めることに今は希薄になりつつあるのかな
と、ちょっと寂しい気がします。
今は、インターネットという便利なモノがあるから
即売会での出会いとしての意義として、本来の場所としての
意義が失われつつあるのかもしれませんね
『同人』という言葉の意味が失われるのと同じくらいに・・・
辞書で引く
「同人」という意味
「同人誌(同人雑誌)」とは
−−−閑話休題−−−
と、ここから先は大人の話
ビジネスモデルとしてのとらの成長振りは
まあ、時代の流れに乗ったかなと強く感じます
もともと、そういった転売が得意なまんだらけが
同じ事を後から始めるなんて前代未聞だからねぇ
実際のところ、委託や買取のシステムは、非常に
利益を出すのが難しく、あのシステム自身、
とらの同人界へのささやかな良心と私は思っています。
(作家が店舗に作品を流通させる事によって、
即売会での殺人的な行列業務から開放されて
のんびり読者と戯れることが出来るようになったのは
事実ですから・・・w)
ぶっちゃけ、本を古本屋に持っていくって事は
個人の自由なのであとはみなさんの良心にお任せします。
(同じ事、新古書書店と作家との間でも揉めていますね
でも、私はこっちは作家にも悪いところがあると思いますよ
だって、新刊書店で、本見ること出来ないんですから
同人誌は、本見ることできるでしょ w
別に売れなくても良いんです。好きな人に手にとって
貰えばという人が大半ですから・・・ 最近はそうで
ない人もいますけどね...w)
ショップが立ちあがってから10余年
実際のところ、後続の同人ショップさん達の中では
委託業務がうまく回らずに(回らないって!!)
この春先から、いろいろなところで同人業務を撤退すると言う話も
ちらほらと・・・
中古流通、どれくらい嫌っているかということ
もしかしたら、今、旬のひぐらしの1件で表に出てくるかも
しれませんね それも合わせて今度の流通(1月末以降だそう
ですが)どんなふうに、ショップに差がつくのか
興味津々です。
追記>
貧乏だけど心は萌え さんから、さっそくメッセージか掲載されました
同人誌を中古に流すのって有り?無し?はじめての同人 フォロー編
いろいろ述べられていますが、うーん、転売するのに綺麗な理由なんか
必要無いと私は思うですよ(w
買えない本をヤフオクやとらで欲しい!
みんな要らない本、売りに行ってよって誘導に心なしか見えるのは、私だけ?
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1. どうじんし。 [ ぽれぽれにっき。。 ] 2005年01月16日 08:14
同人イベントの出展物について、転売に問題があるのかどうか
という議論が2つのblog間でおこなわれていた。
あんまり興味がなかったんだけど、暇つぶしに読んでいたら
けっこうおもしろかったのでTBでも打ってみようかという気になった。
同人誌の売買については、こ